強制差別停電

真っ暗な階段を昇る時の必須アイテム！

予約したランタンはいつ届くのか未定

父は外泊許可がとれたので本日一泊だけ実家に戻ります
ウチの実家も計画停電という名の強制差別停電エリアなので心配ですが
とりあえず今日はナイ、と昨日の段階でわかったので許可がでました
再び長い入院生活を送っている父にとってはたまにはおうちでゆっくりしたいところでしょう
といっても明日木曜日は朝9:20からの強制差別停電予定ですが…（回避発表あり、ほっ）

停電中は固定電話が使えません
なにかあってもケータイしか使えないのです
家によっては水も流れずトイレも我慢
電気でコントロールしているガスをはじめとするすべての機器も使えません
なんの暖もとれないのです
オートロックはじめセキュリティシステムもすべてダウンです
真っ暗な住宅街はキャンドルやランタンの光がちらほらみえるだけ
部屋の中で揺れる懐中電灯の灯りも今は不自然ではありません
外はお店も閉まっていて道は真っ暗、防犯カメラも機能していません
夜の計画停電情報はどこででも得られるので泥棒は大喜びでしょう
ウチのマンションもオートロックはすべて解除
インターホンも使えないので直接ドアをたたいてもらう状態
正直ふだん気にしていなかったけど、そうなってみるとそれだけで不安になります

これが東京電力管内の一部のエリアだけが繰り返されているなんて
しかも、停電エリアとされているところでも一度も停電していないところが多数

一民間企業にこんな権限を与えて許されるのかなぁ
政治家ってなにをしているんだろう
映画やドラマみたいなこと、あるんだなぁ

強制的に停電させられているのに電気基本料金は同じ
当然ですが
テレビなんて見れないのにNHK受信料も同じ
プロバイダもセキュリティサービスの料金もすべて同じ
同じエリアのお店は停電にあわせて閉店してしまうので、
生鮮食品をはじめただでさえ少ない物資が手に入りにくい毎日

ワタシは自営業じゃないし、病気をかかえているわけじゃないし、子供がいるわけでもないから
それでもまだずっと楽なほうだと思う

夫君の会社は23区内
はじめは残業禁止ムードでしたが徐々に残業生活に戻りつつある雰囲気
これって企業が節電する意識が薄らいできてるってことだよなぁ
報道は夏に23区が停電になったらどうしようとか、そんなハナシばかり
「明日は寒いから計画停電する確率高いでしょうね」
なんて明るいスタジオで薄着の方がフツーに言ったりしている
えっと、停電しない人たちの暖のために私たちは凍える思いをしているんでしょうか？
そういう風に思ってしまうのはイケナイと思うけど、この不公平感はどうしようもないのよね

もっと大変な思いをしている人がいるんだから、たった3時間弱位我慢しろ
回数や時間が減ったとか、石油ストーブを買えとか、だんだん暖かくなってきたとか、
そう思われるかもしれないけれど、毎日停電があるのかないのか、
あるのなら食事や水や暖（湯たんぽ）の準備をして…とふりまわされているのは事実
そして線引きの理由がはっきり示されていないことに不信感

もちろん節電、してますよ
別にウチのエリアだけを除外してほしいとかじゃないんです
少しずつ皆ですればいいのでは、と思っているのです
ダメですかねぇ